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J's laboratory 2

ハロプロをフットボールに脳内変換してひたすら分析するブログです。

勝田がいてよかった(アンジュルムについての雑感)

考察

今回はアンジュルムについて。ハロプロ内でも逸材揃いとの評判高い"1998年組"のある意味で象徴的存在となっている勝田里奈から始まる考察。


6人時代に彼女が果たしていたチームへの貢献についてある種の不足感があったことは間違いない。ただ、それはクオリティーうんぬんというよりは要求過多のように管理人には見えていた。4~6人で構成される少人数のチームにおいては個々に多様性と局面への継続的な関わりが求められる。人数が少ないのでサボることは許されない。誰かがサボれば連動性は失われて、個人頼みの散発的な攻撃になってしまうからである。ただしサボることが役割だったり、個人で任せた方が良いメンバーがいたりする場合もあるけれど。

9人組のアンジュルムとして生まれ変わったことで、彼女の存在意義が高まり始めたのはその特性による部分が大きい。アンジュルムの最大の強みは4-2-3-1の3。右に田村芽実、左に佐々木莉佳子、中央に和田彩花が揃う2列目トリオである。もしかしたらハロプロ史上最高の2列目かもしれないとすら思うほどのインパクトである。この3人を活かすうえでその前のCFである彼女のスペースメイクやラストパスといった特長が形になって表れてきている。彼女は活動量は多くないが菅谷梨沙子や島村嬉唄のような典型的なフィニッシャーではなく、周囲との連携によって真価を発揮するタイプ。両翼の田村と佐々木、セントラルMF竹内朱莉といったスペースを必要とするメンバーを戦術的枠組みで機能させるためにはうってつけのCFなのかもしれない。これが例えば1トップにモーニング娘。'15の鞘師里保のようなタイプのストライカーを置いたとすれば2列目も含めた前線が"重く"なりすぎていただろう。

勝田だけでなく同期でエッグ出身者の竹内も役割に変化が見え始めているのは興味深いところ。6人時代の彼女はスペースへの飛び出し専門、使われること専門のような印象だった。足元の技術もあって戦術的センスにも優れているので加入当初は福田花音とのセントラルMFコンビに大きな可能性を感じていたのだけど、役割分担が整わなかったりお互いに精神的に成熟していないこともあって上手く嵌まらなかった。

だが、新体制となってからは周囲を上手く使いながらプレー出来るようになり個人としての幅も広がった。元来フィジカル的素質には定評があるので戦術面で磨かれれば一段上のレベルに到達出来るはず。懸念はコンディション調整ぐらいだろうか。

その他にもサイドバックには進境著しい中西香菜とクオリティーの高さを早くも証明している室田瑞希、竹内と福田の背後に位置するアンカー(もしくはCB)にも大きなポテンシャルを秘めた相川茉穂が加入して面白くなってきたアンジュルム。なんだかんだで最後は福田次第じゃないかと思ってるんだけど、かつての神童もいよいよ20代に突入したのでそろそろ期待に応えてほしいなと切に願います。あと個人的にはモーニング娘。'15が同じようなシステム、メンバーを採用しているのでその対比も楽しくなるかなと期待していたりします。今回はこんなとこです。