J's laboratory 2

ハロプロをフットボールに脳内変換してひたすら分析するブログです。

研修生トリオとカントリー・ガールズトリオの移籍先を考えてみよう。

ハロプロにとって激動の6月ですが前回の予告通り早速考えていきたいと思います。まずは移籍する6人の基本情報から見ていきましょう。


【研修生デビュー待機組】
一岡伶奈(1999年2月25日生まれ) 対応ポジション:セントラルMF
基礎的な技術がしっかり備わっていて典型的な研修生出身のメンバーだなという印象。エースやチームの看板を背負うというよりはチーム力を確実に底上げしてくれるタイプであり、ある意味ではどこにでも加入させやすいとも言えるだろう。

段原瑠々(2001年5月7日生まれ) 対応ポジション:CB
圧倒的なフィジカル能力を身の上とする屈強なCB。スピード不足はやや不安要素だが、CBで組むパートナーやチーム戦術次第で解決出来る部分も大きいので心配はしていない。まだ16歳とCBとしてはかなり若いので、将来性という面でも期待。

・川村文乃(1999年7月7日生まれ) 対応ポジション:サイドハーフセカンドトップ
まだ研修生に加入して間もないが実績は十分で、即戦力としての計算が立つアタッカー。中央でもサイドでも機能するユーティリティー性を備えているため、前線の強化やオプション作りにはもってこいの存在だ。

カントリー・ガールズ移籍組】
森戸知沙希(2000年2月19日生まれ) 対応ポジション:セカンドトップ、CF、サイドハーフ
島村嬉唄の脱退後はカントリー・ガールズのエースとして活躍、おそらく最大の注目株だろう。足元の技術やフィジカル面での向上も顕著で、デビュー当初は純粋なFWタイプだったがチーム陣容の変化に伴ってサイドにも対応するなど戦術面でも成長を見せていた。

梁川奈々美(2002年1月6日生まれ) 対応ポジション:CF、セカンドトップ、トップ下
カントリー・ガールズでは3トップの中央で"偽9番"としてプレー。時に持ち過ぎるきらいはあるが抜群のボールキープと高度なテクニックで加入間もない段階から独特の存在感を放っていた。技術的には中盤での起用も現実味があるがどうなるか。

船木結(2002年5月10日生まれ) 対応ポジション:セカンドトップサイドハーフ、ウイング
速さと強さと上手さを兼ね備えたオールラウンドなアタッカーで、仕掛け/崩しの切り札としての役割に期待が掛かる。単独でもコンビネーションでも威力を発揮するので、移籍先次第では飛躍的に価値を高めるかもしれないポテンシャルを秘めている。


さらっと6人について触れたところでここからは各グループの現状から加入の可能性を探っていきます。


モーニング娘。'17】

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■注目ポイント
工藤遥が秋ツアーをもって卒業
・新機軸の3バックシステムが定着するか
牧野真莉愛野中美希の12期コンビが評価上昇中

年内に工藤の卒業が控えているとはいえそれでも12人体制の大所帯、また13期メンバーが加入して日も浅いこともあり補強の必要性はそこまで高くないだろう。完全復活を遂げた佐藤優樹と信頼性では群を抜く小田さくらに新メンバーの加賀楓を加えた3バックを土台とした新システムは上々の滑り出しで、両翼では進境著しい牧野と野中のコンビが躍動している。3-4-2-1を前提とするなら工藤卒業に伴い牧野が前線の一角にポジションを上げることになりそうだが、ここに来てキャリアのピークを思わせる充実度を見せている生田衣梨奈が控えているため現状維持でも十分だろう。あえて補強ポイントを挙げるならば主力の飯窪春菜石田亜佑美が共に20歳を超えているセントラルMF、工藤の後継者となりえる1.5~2列目だろう。牧野は工藤よりもドリブルでの突破やフィニッシュに持ち味が偏ったFW色の強いメンバーであるためだ。

■加入候補者は?
唯一セントラルMFに対応可能な一岡はニーズに合った候補と言えるだろう。将来的には現在の飯窪×石田コンビから尾形×一岡コンビへの移行も考えられる。川村とカントリー・ガールズトリオのアタッカー勢もそれぞれフィットする可能性はあるが、最も効果的なのは船木だろうか。個人としての万能性が高く、周囲との連携で潤滑油として機能していた工藤の後継者として計算出来そうだ。同期の牧野や野中との比較でやや出遅れた印象の尾形春水羽賀朱音のモチベーションを刺激する意味合いもある。段原は加賀の加入でプライオリティーは下がったか。

■加入への期待値ランキング
一岡(80%)→船木(75%)→川村(70%)→森戸(60%)→梁川(50%)→段原(40%)


アンジュルム

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■注目ポイント
・前線は供給過多で入る余地が無いか
・離脱中の相川茉穂の動向
・卒業メンバーが出るのか

アンジュルム最大の懸念は離脱中の相川の動向だろう。1月以降戦列を離れているこのCBの1日でも早い復帰が待たれるところだ。その他の戦力に目を向けると各セクションで充実しているがとりわけリーダーの和田彩花を筆頭に佐々木莉佳子上國料萌衣笠原桃奈で構成される前線は破壊力抜群であり新メンバーに入り込む隙間は見当たらない。現状ではモーニング娘。'17と同様に補強の必要性は低いが和田や2期メンバー(中西香菜竹内朱莉勝田里奈)の卒業、相川の状態などを考慮すると先を見据えた未来への投資はあり得るかもしれない。補強ポイントはまずCB、相川が復帰すれば2枚揃うことになりバランスも取れる。次点でセントラルMFか。勝田と竹内の2期メンバーコンビは補完性も高く理想的だが、オプションを加えるのも悪くない選択肢だろう。

■加入候補者は?
既に研修生屈指の実力者でありながら将来性も十分な段原は加入すれば長きに渡ってチームを支える存在になるだろう。相川が復帰して10人体制となればおそらくハロプロ最強ユニットの座を不動のものにするはずである。次点でセントラルMFの一岡が挙げられる。一岡が加入すれば勝田をアンカーに配置し、その前に竹内と並べる3セントラルMFのシステムもオプションとして採用出来るメリットがある。アタッカー勢は前述のようにポジションがないため、アンジュルム側からしても候補者側からしても魅力的ではない。強いて挙げれば中盤にも対応出来そうな梁川だろうか。

■加入への期待値ランキング
段原(95%)→一岡(75%)→梁川(60%)→川村(50%)→船木(45%)→森戸(40%)


【Juice=Juice】

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■注目ポイント
・新ハロプロエース、宮本佳林の充実
・5人体制が崩れることへの反発
宮崎由加金澤朋子の後継者が加入?

℃-ute解散カントリー・ガールズの活動縮小に伴って現状唯一の少人数グループとなりそうなJuice=Juiceだが新メンバー加入の可能性がないわけではない。ハロプロエッグの最高傑作と謳われた宮本がその期待に応え、新時代の旗頭としての存在感を示し始めたのは明るいニュースだろう。どこか大人しい印象だった初期と比較すればかつての奔放さを取り戻しつつあり、今後の更なる飛躍も期待出来そうだ。チーム全体のソリッドさ、とりわけメンバー各々のフィジカル能力は傑出しているが一方で柔軟性に乏しい(5人では致し方ない部分もあるが)面もあるため、新しい血の導入は進化の糧となるかもしれない。現実的には宮崎、金澤の年長組の後継者獲得がメインとなるか。不安要素はメンバー、ファンから予想される強い反発だ。

■加入候補者は?
エースの宮本をどのポジションで起用するかが焦点になるが現状の4-3-1-2を引き続き軸にするのであれば一岡がベストの候補者となる。金澤をアンカーとして起用し、高木と一岡をインサイドハーフ、宮本をトップ下として配置する布陣だ。宮本をサイドアタッカーとして起用するならば川村あるいは船木の名前が挙がる。逆サイドの宮本とのバランス、または宮崎と植村あかりによる2トップとの連携が求められる。森戸と梁川は既存のアタッカー勢(宮崎、宮本、植村)とのバランスを考慮すると持ち味を存分に発揮することは難しそうで確率は下がる。段原は獲得するとすればアンカーでの起用か。

■加入への期待値ランキング
一岡(70%)→川村(65%)→船木(60%)→段原(50%)→梁川(45%)→森戸(40%)


こぶしファクトリー

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■注目ポイント
藤井梨央が9月に卒業
・サイドポジションの層の薄さ
浜浦彩乃井上玲音の2トップ体制が顕著に

9月にサブリーダーの藤井が卒業することが決まり、最も補強の必要性が叫ばれているこぶしファクトリー。藤井が抜けるためにサイドを担えるのが田口夏実だけになることもあって、このポジションの補強は急務となっている。その他のトピックとしては結成当初からの浜浦と井上の2大エース体制がより鮮明になってきていること。このコンビと心中するのか、新たな戦力を加えるのか、はたまたシステム変更もあるのか。早くもチームとして大きな岐路に立たされていると言っても過言ではないだろう。補強ポイントとしては藤井のサイドバックだが6人の候補者には対応出来るメンバーがおらず、現メンバーのコンバートかシステム変更で補うしかなさそうだ。3-5-2、あるいは3-4-x(前線は流動的)への移行が有力か。

■加入候補者は?
システム変更に伴い田口と共にウイングバックとして起用出来そうな候補者としては川村か船木が思い浮かぶ。両者の比較ではより単独での仕掛けに強みがあり運動量も豊富な船木がリードしていると見る。現メンバーの中では小川麗奈あるいは和田桜子がサイドにコンバートされる可能性が高そうだ。小川がサイドに移動する場合には浜浦、井上と前線を形成するアタッカーを加えたい。この場合には船木と川村をここで起用することも可能であるし、森戸と梁川はもちろん対応出来る。和田がコンバートされるなら一岡と段原も入るポジションはあるだろう。

■加入期待値ランキング
船木(90%)→川村(85%)→森戸(75%)→梁川(70%)→一岡(60%)→段原(55%)


つばきファクトリー

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■注目ポイント
・上々のメジャーデビュー
・体調不良が続発、早くも消耗?
・サイドのメンバーが充実

2月にメジャーデビューを果たしたばかりのつばきファクトリーだか最近はエースの浅倉樹々を含め体調不良が続発しており不穏な空気が漂っている。チームとしての出だしは好調そのものであり、2期メンバーの加入で戦力値も大幅に上昇した。なかでもハロプロでは珍しい4-4-2を導入していることからも分かるようにサイドのメンバーが充実しているのは強みとなるはずだ。本来であればメジャーデビュー間もないこの段階で補強は全く必要ない状態だがまだ未完成なチームということもあり、さらなる実験は行われるかもしれない。補強ポイントとしてはまず唯一メンバーが足りていないCB、次いでセントラルMFの拡充といったところか。アタッカー勢はシステム変更(4-3-3など)があれば可能性が広がりそうだが・・・。

■加入候補者は?
段原が加入し小野瑞歩とのCBコンビとなればチームの強度は確実に増すだろう。期待の新星である秋山眞緒と実力者の小片リサで形成される4人のDFラインは魅力的だ。山岸理子新沼希空セントラルMFコンビは展開力を始めとした攻撃面での貢献がやや心許ないため、一岡の加入を機に3セントラルMFシステムのオプションも考えられる。あるいは岸本ゆめのセントラルMFにコンバートさせ、船木や川村のサイドアタッカー候補を獲得するかだ。浅倉と小野田紗栞が健在な限りは2トップシステムでは出番がないが4-3-3への移行があれば森戸は有力な候補となりえる。

■加入期待値ランキング
段原(80%)→一岡(75%)→川村(65%)→船木(60%)→森戸(50%)→梁川(45%)



以上のことを踏まえた管理人の理想、というか予想はこんな感じです。

一岡・・・こぶしファクトリー
段原・・・アンジュルム
川村・・・Juice=Juice
森戸・・・つばきファクトリー
梁川・・・モーニング娘。'17
船木・・・こぶしファクトリー

これが一番しっくり来るかなと。川村はモーニング娘。'17でもいい気がするけど。