J's laboratory 2

ハロプロをフットボールに脳内変換してひたすら分析するブログです。

13期の人選から占うモーニング娘。の未来予想図

さて、やっとこさ13期メンバーが発表になったよということでさっそく今回はその感想とこれからの個人的な展望なんかを書いてみます。


■13期の人選について
一言で表現するならば個人的にはパーフェクト、ほぼほぼ満点に近い結果です。ここからは4月に書いた記事の内容をベースに話していきます。
johnnyhp.hatenablog.com

まずは何はともあれ最大の補強ポイントとして挙げていたCBを獲れたということ、これに尽きると思う。5月の鈴木香音卒業によってCBを本職とするメンバーが佐藤優樹のみになって補強が急務だったこのポジションに研修生屈指の実力者にして類稀なるリーダーシップを備えた加賀楓を迎えることが出来たのは朗報以外の何物でもない。フィジカル勝負を苦にせずビルドアップでの貢献にも期待が持てるという彼女のクオリティーはまさしく求めていた資質であり、4年という研修生での豊富な下積み経験も相まってあらゆる局面において即戦力として計算が立つだろう。加賀の加入によって鈴木の穴を埋める形でCBに入っていた飯窪春菜セントラルMFに戻すこととなり、戦術的に揺るぎない主軸である石田亜佑美と成長著しい尾形春水も含めれば中盤の層にも厚みが出来るという波及効果も生まれている。CBとして最高レベルのスピードと対人能力の高さを身の上とするアグレッシブなプレースタイルの佐藤と、冷静沈着でポジショニングを常に意識しながらバランスを調整出来る加賀というユニットとしての補完性も極めて高い。

もう一人の新メンバー、横山玲奈についても4月の記事でCBに次ぐ獲得候補として挙げていた「FW仕事もこなせるサイドアタッカー(逆でも可)」にほぼ合致しているタイプである。ここまでの印象では当面はサイドに置くよりも中央、すなわち4-2-3-1の最前線で起用した方が活きるように映るのでここ最近CFとして使われることが増えていた牧野真莉愛は再び左サイドアタッカー/ウイングでの出番が増えていきそうだ。そうなるとCFのポジションは横山と羽賀朱音で分け合うことになるだろう。純粋なスピード能力と得点感覚では横山が上回っている印象なので、羽賀にとってこの新たなライバルの出現が大きなモチベーションになればと思っている。


モーニング娘。′17について
新メンバー2人を加えた13人をシステムに当てはめるとこのようになる。

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4-2-3-1を前提とするなら4月の記事でも書いたように譜久村聖、石田、佐藤、工藤遥小田さくらの5人は不動の主力だと予想する。最も置き所が難しいのは生田衣梨奈で今年の飛躍的な成長で前述の5人と遜色ない戦力となってきている牧野との争い(左サイドアタッカー/ウイング)ではこのポジションに要求される得点能力の点で分が悪いため、慣れ親しんだサイドバック野中美希との併用になる可能性が濃厚だ。ただ、それぞれの個性を考えると縦に並べるなら野中を軸として牧野か生田を選択した方がベターなのだが。牧野と生田は共に狭いエリアでのプレー(即興的なコンビネーションなど)を不得手としているので二人を並べると持ち味を消しあう可能性が高い。道重さゆみ卒業以降はロングボールを使った大きな展開が減ってきているので、加賀の加入によるビルドアップ隊の再編の行く末によっても大きく左右されるポジションになるかもしれない。それでは来年の春ツアー終わりぐらいまでの個人的な注目ポイントを挙げます。

①ビルドアップスタイルは変わるのか。加賀が存在感を示せるか、ポジションが隣り合う小田の振る舞い。

②左サイドでの生田、野中、牧野による椅子取りゲーム。

③横山と戦術的相性の良いメンバーは誰か探しましょう。システムも変わってくるかもね。

④羽賀、めっちゃ頑張れ。

とりあえずはこんなとこです。まとめると今回のオーデは過程うんぬんは置いといて個人的にはとても良い結果だった。若手(15歳以下)を獲る必要は全くなかったと思ってるし、鞘師と鈴木は抜けたけど99年生まれのメンバーが20歳あたりになる2年か3年後にはまたワンフォーのときみたいに勝負できるチームになっていきそうな気がしてます。今回はこんなとこで。

"センター・牧野真莉愛"を生んだ4大要因

チャート1位を獲得してお祝いムードのモーニング娘。界隈ですが今回の内容はタイトルの通りです。ちなみに過去の記事を見てもらえれば分かるように管理人はだいぶ前から牧野センターを予測というかそうなるだろうと思っていたので驚きはありません。最近ブログで「驚きはない」しか言ってない気がするのは気のせいだろうか。あと正直管理人は誰がセンターだとかエースみたいな類いの話題はあまり好きではありません。だけど旬なので書いてみようと。


鞘師里保の卒業
なんだかんだ言っても結局はこれが一番大きいと思う。典型的なCFタイプであり不動のエースだった鞘師が抜けたことで牧野を最前線に据える余地が生まれた、とも表現出来るだろう。鞘師がまだ在籍していたときの牧野のポジションは4-2-3-1の左サイドアタッカー。群を抜いたスプリント能力とドリブルでの局面打開という彼女の長所を加味すればスペースを享受しやすいサイドでの起用は論理的だ。だがもう一つの武器であるその得点力の高さを考慮すればゴールにより近い位置(CF)で使うのも納得というものである。

羽賀朱音とのポジション争いで優位に
現メンバー11人の適性を見ていくと単純に最もCF然としたクオリティーを備えているのは牧野よりも同期の羽賀だろう。能力的なバランスが取れていてストライカーとしての価値にさほど差もない。違いがあるとすれば現状でのコンディション、勢いといったところか。右肩上がりの牧野に比べると羽賀はやや停滞気味に映るし、鞘師に続いて鈴木香音も抜けてチームを取り巻くムードが落ちているなかで自らのアクションで全体の流動性を促す牧野のようなタイプは基準点型の羽賀よりもプライオリティーが上になるということだろう。

③CBの層が薄い→佐藤優樹のコンバートが困難
おそらく現体制において牧野と比肩するセンター候補が誰かと考えると佐藤ということになるだろう。個の能力だけを考えればむしろ牧野よりも優れていると言ってもいい。だが鈴木の卒業によって本職のCBが佐藤のみになったために彼女のポジションを動かせない問題が生まれてしまった。現在は飯窪春菜セントラルMFから一列落としてCBで起用することで急場を凌いでいる状態であり、右サイドバック小田さくらと共に守備の要になっている佐藤をCFに配置する戦力的な"余裕"がないのである。佐藤個人のメンタリティーを考えても最前線で周囲に合わせてもらうよりはチームの基盤としてどっしりとCBに構えて支えていた方が個人的にはメリットが大きい気がしている。

④戦力バランスによる逆算
メンバーをシステムに当てはめていくと前述のようにCBが足りない故に3バック(3CB)は組めないので必然的に4バックがメインとなる。飯窪と佐藤のCBコンビに右が小田までは固定、左サイドバック生田衣梨奈野中美希の選択になるが生田はより攻撃的なポジションでも対応出来ること、守備の安定感では野中が上回ることから野中をここに置きたい。中盤より前の配置はまず主力である譜久村聖石田亜佑美工藤遥の3人をベストポジションで起用することを念頭に置く。石田はセントラルMF、工藤はトップ下。譜久村はサイドアタッカーとしてもセカンドトップとしても優秀だが2トップとなると中盤4枚でトップ下を置くダイヤモンド型(3-1)は飯窪をDFラインで使っていることもあってセントラルMFが足りず採用出来ない。そのため中盤の枚数は5枚(サイドアタッカーをFW扱いすれば3だが)となる。2枚のセントラルMFで石田と組めるのは尾形春水のみとなり、2列目の3人は譜久村と工藤とあと一人になるが生田がサイドでしか起用出来ないことと②の要因を考えればもう一枠は生田で収まる。そして残る1トップは牧野ということになる。


もちろんこれは構造的な配置であって物理的には常にこの形ではないけれど今回の牧野センター起用は個人的には必然とも言える。間もなく13期が入ってくるけど管理人としては牧野と羽賀がこのポジションを争ってほしいと思っているし、だからこそ13期にはセンター(CF)タイプのアタッカーは要らないと思っている。二人のポジションは消さずにチーム力を高めることが出来て、なおかつ二人のモチベーションを刺激(特に羽賀の)しそうなタイプが理想なんだけどね。まあ、アタッカーよりもまずはCB入れてくれと。そこらへんは結果が出たらまた書きたいと思います。

嗣永桃子という"ハロプロのイニエスタ"について

2016年11月5日。カントリー・ガールズが結成2周年を迎えたこの日、プレイングマネージャー(PM)の嗣永桃子が来年6月30日をもってグループを卒業し同時に芸能界からも引退することを発表した。

2002年6月30日にオーディションに合格しハロプロへ加入して丸15年となる節目の日にBerryz工房カントリー・ガールズ、そしてBuono!のメンバーとして築いてきたその偉大なキャリアに幕が下ろされる。

℃-ute解散のときにも書いたが個人的に発表自体への驚きはほとんど無かった。来年3月で近年のハロプロ定年となっている25歳になること、PM就任時から2~3年を目処にしていると公言していたことがその理由だ。芸能界引退という決断も多忙なスケジュールの最中にあって大学に通い教員免許を取得していたことや、アイドルとしての自分に対するこだわりやプライドの高さを顧みれば当然の理にも感じる。

管理人がこのブログで書いているようなこと。すなわちアイドルをフットボールに重ねて見るようになったのは先代のモーニング娘。リーダーである道重さゆみと、そして嗣永の存在が非常に大きかった。彼女達は世間で言われるようないわゆるセンターを担うようなタイプではない。モーニング娘。には田中れいな鞘師里保が、Berryz工房にも菅谷梨沙子夏焼雅がいた。

だが彼女達はたとえ立ち位置は"中央"でなくとも、紛れもなくチームの"中心"だった。スターやエースと呼ばれるようなメンバーはアイドルならセンター、フットボールで言えばFWの点取り屋がほとんどかもしれない。しかしアイドルグループやフットボールチームを一つの組織として見たときに道重や嗣永のようなメンバー、フットボールならセントラルMFにカテゴライズされるポジションの重要性は時にセンターをも上回る影響力を誇る。

管理人は先代のブログなどで「道重はシャビのようで、嗣永はイニエスタのようだ」という旨の発言を何度かしたことがある。グアルディオラ率いるバルセロナで黄金期を謳歌したチームにあってエースのメッシと共にチームの絶対軸となっていたのが中盤で華麗にパスサッカーを演出していたシャビとイニエスタのコンビだ。

司令塔としてショートパスを多用しながらメトロノームのように全体のリズムを調節していたシャビと、スラロームのようなドリブルと急所を突くラストパスで決定機を創出していたイニエスタ。両者に共通していたのは群を抜くボールテクニックと的確な状況判断、インテリジェンスと呼ばれる部分である。チームが目指すスタイル、それによって求められるそれぞれの個性やプレー。そのパズルにピタリと嵌まったのが彼らだった。彼らの存在がそうさせたとも言えるが。

もちろん全てが共通しているわけではないが道重にはシャビのような個性や役割があったし、嗣永にはイニエスタのようなそれがあった。類い稀なるリーダーシップと正確無比のパスを武器にチームを動かした道重、圧巻の局面打開力と攻撃センスで中央でもサイドでも異彩を放った嗣永。二人が並び立ったとき、そこで生み出されるものに人々は熱狂したし個人的にもとても勉強になった。

彼女達の存在がアイドルに世間にどれだけの影響を与えたのかは分からないが、管理人にとってはカルチャーショックだった。こんなカルチャーは自分ぐらいにしかないかもしれないけど。

ハロプロの未来、ましてやアイドルの未来がどうなるかなんて分からないしそこまで見続けているとは思わないけれどハロプロは少なくともしばらくは二人の幻影を追うことになるのだろう。来年の6月にはキッズ世代は全員去って新たな時代に突入する。シャビとイニエスタだけでなく、鈴木愛理というメッシまで失うであろうハロプロはどこへ向かうのか。

15年というキャリアや個人としてのクオリティーから判断すれば管理人にとって嗣永桃子ハロプロ史上最高のメンバーと言えるかもしれない、かもね。

モーニング娘。'16の風景(Dマガ86からの雑感)

歌番組にはたくさん出るけどワンフォー時代のように全員揃ってのバラエティーみたいなのは久しく見てないなという現状ではDマガが結構重要な資料になったりするもので。やり直しの13期オーデが進行中なこともあって暫定的ではあるけれどチェックしてみようと。


【変わるものと変わらないもの】
道重さゆみが卒業してから、平たく言えばワンファイブ以降のモーニング娘。はCBとセントラルMFの4人で行うボックス型のビルドアップを用いる頻度が高くなっていた。技術とアイデアを持った飯窪春菜石田亜佑美で形成するセントラルMFコンビを軸とした安定感のあるポゼッションが強みでもあり代名詞でもあるのが現状だ。しかし鈴木香音の卒業による全体のバランスの変化もあってかビルドアップスタイルにも違いが見えるようになった。

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こうして見てみるとちょっと懐かしさを感じる配置に。ワンフォーではCB(鈴木と佐藤優樹)の間にアンカーの道重が下りて3バックになり、道重の位置にはインサイドハーフ(主に飯窪)が下りてサポートする3-1でのビルドアップがメインだった。最新型のワンシックスも同じく3-1だが割く人員に差がある。ワンフォー型は2CB+アンカー+1インサイドハーフだったがワンシックス型ではインサイドハーフの代わりに右サイドバック(小田さくら)が入る形になっている。なお、小田が上がる場合には尾形か工藤が下りてくる。基本的には横幅は右サイドアタッカー牧野真莉愛と左サイドバック野中美希が担う。野中が上がってくるので左サイドアタッカー工藤遥は中央で譜久村聖尾形春水と近い位置でプレーすることが多い。飯窪×石田と譜久村×工藤の両コンビは相性が良いのでなるべく近くに置きたい。

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飯窪と石田が中心なのは変わらずだが鈴木の卒業で飯窪がCBに下がったことを考慮すると守備面での能力が高い小田を中央寄りでプレーさせ、石田にアンカーとして舵取りを任せる4-1-4-1がベターかもしれない。小田はボールを自由に持たせるとちょっと不安だけど繋ぎのパスやカバーリングは上手いので。ある意味では佐藤の方が安心できるというかリズムを壊さないという事実はなんだか興味深い。あとは左サイドバックの野中がウイングばりのポジショニングを取る所はワンフォーでの生田を思い起こさせて笑う。その生田のポジションというか置き所が正直に言って無いので13期にどういったメンバーが入ってくるのかは運命の分かれ道か。ちょっと彼女は真面目過ぎるというか下手に変わろうとし過ぎというか。道重が抜けて野中と牧野が入った時点で立場は厳しくなるだろうと予想はしていたけれど。個人的には報われてほしいと強く願っているメンバーなので上手く行けばなと思ってます。とりあえず小田と野中の両サイドバックがキーになるという少し前の記事で書いた予想はやっぱり現実になりそう。

【おまけ】
ちなみにワンフォー時代の配置はこれです。やっぱいいね。

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J's diary(2016夏のハロプロ4大ニュースについて)

EUROやらオリンピックに気を取られている間にもいろいろと動きのあったハロプロ界隈でありますが、今回は久しぶりの雑記スタイルで触れていこうと思います。


℃-uteが来年6月での解散を発表
メンバー全員が20代を迎えてなんちゃらというBerryz工房のケースだったり、25歳定年制といった最近の兆候からして近い将来の℃-uteの解散(活動休止、卒業)は個人的には意外では全くなかったし、むしろセオリー通りであるとすら感じているぐらいで。もちろんチームとしても個々にも大なり小なり思い入れはあるので寂しい気持ちはあるけれど避けては通れない道だとも思うし、この数年で相当数の新メンバーやユニットが加わった事情からも世代交代は当然というか未来の為には必然なわけで。予想外だったのは解散する、解散という言葉を選ぶということだけだったかな。ただ世代交代と簡単には言っても5人の実績や経験、クオリティーを考慮するとそう易々と埋められるような穴でもないので不安というか懸念はあるけれど。次の世代における屋台骨にと期待されていた1998年生まれの世代は相次ぐメンバーの卒業によって崩壊気味だし。その下の99、00年生まれ世代も合わせれば何とか希望は持てるけども。後継者的な話をすれば鈴木のセカンドトップ部門ではやはり宮本が抜けているし、いわゆるハロプロエースにならないとね。スピードだったり得点力のあるメンバーは他にもたくさんいるけど彼女のように強さやタメを作れるタイプは見当たらないので年齢的にも辿ってきたキャリアからしても最適だと。矢島と萩原の2列目では譜久村と工藤のモーニング娘。コンビと浜浦が有力かな。それぞれ所属チームでの立場も安定しているし着実に向上しているからね。岡井のサイドバックでは小田が確固たる地位を築きつつあるけどタイプ的には異なる。同じようなタイプだと室田がリードしているかなという印象だけど野中とか藤井あたりにも個人的には期待しているよ。中島のところ(CB)では山木と広瀬が育っているし佐藤がいるから心配ないかな。鈴木香が卒業してしまったのは本当に残念だけど。

稲場愛香カントリー・ガールズを卒業
これも覚悟はしていたけどやっぱりか、という感じだったね。カントリーにとってはもちろんだけどハロプロ全体としても近未来の主力候補だった優秀なセントラルMFを失ったことになるわけだからダメージは小さくない。これでカントリーはメンバーこそ違えど6人体制に戻ったことになるわけだけど、キーポイントは嗣永と梁川の役割分担にあると見ている。稲場が抜けたことでシステム的には4-3-3、6人なので前の3-3になるだろう。山木・小関・嗣永の中盤と、森戸・船木・梁川の3トップという配置にね。嗣永はカントリーに移籍してからはずっとトップ下としてプレーしてきたけどセントラルMFでも全く問題ない、というか本職はここだからね。稲場が休養していたこの数ヵ月でも見えていたようにCFの梁川は2列目まで下りてきてボールを受ける動きを頻繁に繰り返すし、そこが長所でもあるから嗣永(または小関のインサイドハーフコンビ)とプレーエリアが被らないように注意したいね。両サイドアタッカーの森戸と船木はサイドに張るよりは中央に絞った方が能力を発揮するし、純粋な得点力では梁川よりも上だ。インサイドハーフとのポジションチェンジも有効な手となるだろう。嗣永をアタッキングサードでの仕事に集中させる意味でもアンカーに位置する山木の司令塔としてのパフォーマンスも非常に重要だね。同期の℃-uteの解散もあり嗣永がいつまで在籍するのかという不安はあるけれど個人的にはこの6人であれば十分に戦えると見ている。嗣永が抜けるのであれば2人は新メンバーが欲しいところだけどね。オススメは研修生から挙げるなら段原と清野かな。

■笠原桃奈がアンジュルムに加入
上國料が入ったばかりだしさすがに新メンバーはしばらくないだろうと思っていた矢先だったから正直驚いたね。プラチナだったり"9"という数字に対して相当なこだわりがあるのかなとか勘繰ってしまうよ。田村が抜けて8人体制になれば上國料と佐々木の2トップを和田がトップ下で支える形(4-3-1-2)になると予想していたけど、これで笠原を1トップにして前述のトリオを2列目に配する4-2-3-1に戻すのだろう。なんか前線のキャラクターからして4-2-4というか4トップに近いぐらいかなり攻撃的なメンツだよね。個人的な意見で言うと佐々木は宮本と共にこれからのハロプロを引っ張っていけるだけの才能を持っていると思っているから、可能な限り真ん中(CF)で使って欲しいんだけどね。ただチームとしてはかなり勢いがあるし、メンバーの年齢もまだ若いからこれからが楽しみだね。あと年始のブログで注目メンバーの1人として挙げた竹内がかなり成長というか活躍しているのはなんだか嬉しかったり。

つばきファクトリーに新メンバー3人加入
正直オリジナルの6人体制で勝負するのは厳しいと感じていたから率直に良かったんじゃないかなと。6人についてもまだ詳しくないから新メンバーについてはもっと分からないけれど小野田の加入はかなり大きいと思うね。おそらく今後もエースとして使われるはずの浅倉と近い位置でプレー出来て彼女の負担も軽減されるだろうし、2人のコンビネーションにも期待したい。小野田と浅倉の2トップになることでこれまでFWだった谷本がサイドハーフに、小片がサイドバックに1列下がるはず。システムは4-4-2のままでサイドバックに小片と秋山、アンカー(CB)に山岸、セントラルMFに新沼と小野、サイドハーフに岸本と谷本、FWに浅倉と小野田になるんじゃないかと。実際に見て思ったのは岸本と小片がいるのはチームの安定という観点からして大きなメリットだということだね。あとは中盤の3枚(山岸・小野・新沼)がどうなるかでチームの表情が変わるから要チェックといったところかな。

最後にひとりごと。お願いだから13期は加賀と川村にしてくれないかな。